定理 4
3点 A, B, L と直線 c があるとき,
L を通って AL に直交する直線と B から c への垂線の交点を D,
L を通って BL に直交する直線と A から c への垂線の交点を E とし,
L を通って c に平行な直線と AB の交点を F とするとき,
D, E, F は一直線上にある。
A, B から FL へ下ろした垂線の足をそれぞれ G, H とすれば,
この定理は次のように言い換えられます。
「G が直角の直角三角形 AGF の辺 AF, GF 上にそれぞれ点 B, L があるとする。
B から GF へ下ろした垂線の足を H とし,
AG, BH 上にそれぞれ点 E, D を ∠ALD, ∠BLE が直角になるようにとれば,
D, E, F は一直線上にある。」
証明は三角形の相似比を使えば,簡単です。